20年放置していた実家の裏庭に1日で小さな畑を作る①
- 上野綾香
- 2024年5月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年7月1日
今日は、かねてからずっとやってみたかった、
実家の裏庭で小さな畑づくりをしたお話しです。
普段は大阪に住んでいて、実家の三重には年に2回ほど帰省します。大阪の家にある小さい畑では植えられる植物の種類や量が限られるので広い土地で好きなように作物を植えてみたいと思っていました。
2019年末から土づくりに関心がでて勉強してきたこと、自宅の庭で実践してきたことを元に行える気がしたので前日の夕方に両親の了承を得て翌朝7時から鍬で耕し始めました。
[ 祖父母がいたときの畑 ]
もともとここは、兼業農家だった祖父母が家族の野菜を作っていた場所。
畑も近所の田んぼも、生き物がたくさんいて、いろとりどりの花が咲き、いろんな形の葉っぱや背の違う草が生え、祖母がもぎたてのトマトがみずみずしくて美味しかったのを覚えています。
私が小学生の頃は、祖母は畑仕事、祖父は農機具の修理で納屋にこもりっぱなしでした。祖父が何をしているか知りたかったけど、工具はもちろん、触るな 入るなと言われていたのでなかなか話しかけることもできません。母に言われて冷たい麦茶をお盆に乗せて運ぶときに、すこし話せたときは緊張しました。
祖父が他界したあとは、祖母ができる範囲で畑仕事をしていました。
祖母は聞いたら答えてくれましたが、当時の自分が理解できたことは、「苦土石灰」や「ぼかし」とはなにか。ということだけでした。
[ 耕す直前までの畑 ]
祖母も天に帰ってから、約10年後に一部で父と兄弟でさつまいもを植えてみたのですが、
うまくいかなかったと聞きました。いまは菊芋を収穫せず植えっぱなしにして広がっていました。奥に甘夏・金柑・柚子の木があり、その収穫や手前の老柿木の剪定や草刈りを父がしてくれています。
両親は花が好きなのでプランターでは花を楽しんで育てていますが、父ももう70代。身体は元気だけど無理はできない。これだけ広いと耕す気にもならないようです。気持ちがあっても方法がわからないからハードルが高い。
父はがむしゃらに働いてきた団塊の世代。畑仕事はほとんど手伝ってきませんでした。祖父母の知識が継承されていないのが、本当に勿体無い!

ご覧いただきありがとうございました。
つぎは、いよいよ耕すお話しです。
__________________________
土に還る暮らしを楽しもう!
Live toward the soil, sprouts appear.
祖父母の知識、直接もっと聞きたかったなぁと私も共感です。
祖父母の家、今は父が一人暮らしをしていて、同じく畑だった庭を私も今年こそ耕してみようかなと思います♪